けいおん！ 第１話

おもしれー。予習でさんざんなこと書いてごめんなさい。
これまでの京アニのアニメ作りの枠をはみ出した革新的な作品。
定番パターンのCLANNAD、焼き直しのMUNTO3と停滞が続いていたように見てていた京アニですが、着実に進歩していました。
EDがよかったですね。ダンスと決別して次の一歩を踏み出したのは皮肉にも保守的と思われていた京アニの方が先でしたよ。
何と（誰と？）比較しているかはナイショだけど。
TBS主幹ということで、CLANNADの京アニ、ひだまりの芳文社、夜桜四重奏からは声優さんが要素として加わってます。

これ、原作が４コママンガということらしいのですが、いわれなきゃ気付かないかも。３０分アニメとしてうまくつながってます。初期の導入部なのでつなげやすいところもあるんだろうけど。
作画・演出面でも、レイアウト凝ってたしキャラもよく動いていたし。山田尚子さんは思った以上に実力が高いようです。あのクオリティは第１話はご祝儀だとして、２話以降もがんばってもらいたい。
あのクオリティを１クール続けるポテンシャルは京アニにあるとは思いますが、前クールで無理しているので、ちょっと心配です。

声優さんもいい感じ。知らない人ばかりだったので不安だったけど、とりたてて違和感もなし。救いようのないほどアレな感じもないし。
音響監督の鶴岡さんも育て甲斐がありそうですね。この作品で頭角を現したら鶴岡さんのことだから他の作品でも使うだろうし。
あと、真田アサミさんがすごい。ここにきて伸びしろが増えてるというのもおもしろいなぁ。

原作読んでないから、おもしろさ２割増くらいになってるけど、それ抜きにしてもおもしろそうだなぁ。