迷い猫オーバーラン! 第4話

大地丙太郎監督だった!


毎回監督が変わるというので、さっそく今週から監督当てに興じているわけですが、正直なところナベシンだと思いましたよ。
Aパートがナベシン特有の坂道を転げ落ちるような展開だったので。
Bパートに入ってから緩急が付いてきたのですが、このへんはナベシンにしては繊細だなと思ったぐらいです。
むしろ卓球のシーンの単調な繰り返しと夏帆が服を脱いで向き直るあたりは絶頂期のヤマカンの幻を見ました。


とはいえ、大地監督はまったく想定していなかったわけではないです。
山に飛ばされた男子チームが相手を呼び合う時に出たゆるゆるのやまびこの吹き出し(説明むずい)とか崩れまくるギャグ顔(コンテに描いた適当な絵がそのまま映像化されることが多い)とか、尺の長いBGMで話を展開させたり、卓球のところのBGMとか大地さんか桜井さんを連想するポイントもいくつかありました。
桜井さんは今期、別の作品の監督やってるので、大地さんの方が可能性高かったわけですけど。


そんなわけでエンドロール見るまでは、ナベシン7:大地・桜井2:ヤマカン1くらいで予想してました。
ナベシンにしてはBパートがまとまりすぎ。大地監督にしてはAパート雑すぎ。
でも、ナベシンは普通にしようと思えばできますし。ぽぽたんナベシン回とか至って普通ですよ。Aパートで暴れてBパートはおとなしいのなんてよくあることだし。
まぁ、ハズレなんですけどね・・
ヤマカン想定ではAパートの展開はくせが強すぎるし、卓球のシーンではアングルも変えないだろうし、オチもつけないでしょう。
山本さんは一般的な手法で普通にストーリー展開して、ここぞというポイントを決めて自分の色を入れてくるけど、はじめから終わりまで作品をヤマカン色に染めるほどの思い切りの良さはない。監督になったらそういうことをするのかと思ったらしなかった。
ナベシンや大地監督はそれができる。賛否はあるかもしれないけど。
それ以前に、山本さんは最近何がやりたいのかよくわからないです。藤原○香みたいです。


話が逸れた。
答えがわかって改めて見ると・・確かに大地監督ですね。
Aパートに感じた雑な感じも大地監督のコメディ系作品にはしばしばみられますし。
監督・コンテ・音響監督が大地さん。
音響監督というのが妙に納得。


実は、監督以外にも制作も毎回変わっているこの作品。
今回はBeeTrainでした。ちょっと意外。
エンドロール見る直前まではナベシン、大地・桜井、ヤマカンでしたが、エンドロールが流れて、BeeTrainが見えて、大地監督が出てくるまでのわずかな時間に真下さんが追加されました。