けいおん! 第7話

原作見てなかったおかげで、通常のアニメより120%くらい楽しませてもらっていますよ。
今回のエピソードはよかったですね。平沢姉妹の心温まるエピソードとか、原作にはないものですよね。たぶん。4コママンガで表現できる範囲を超えてますよ。
原作読んでないからどの程度脚色されているのかわかりませんが、脚本の吉田玲子さんいい仕事するなぁ。ARIAの脚本も書いていたことから、今回のエピソードはそのときの経験が活かされているんじゃないでしょうか。
これまで京アニは作画と演出のクオリティが主に注目されてきましたが、コンテが巧いスタッフも育ってきたし、脚本もいいスタッフに巡り会えたようで。
見た目だけじゃなく中身もしっかりとした作品が京アニから出てくるようになったことは素直に喜ばしいことです。


監督が石原さんから山田さんに替わったことによる変化でしょうか。石原さんは志茂さんに脚本をやらせることが多いけど、微妙に畑違いだったり、相性が疑われる作品もあったような気がします。
以前から言及してきた、京アニが乗り越えるべき、よい脚本家に巡り会うという課題は克服したと言ってもいいかもしれません。


京アニは今回のけいおん!でTBS作品で二連投です。いつもは角川作品と交互にやっていたのですが。
現状を見ると京アニとうまく付き合っているのは、TBS、ポニキャ、ムービック陣営かもしれませんね。常に新しい要素を取り入れて挑戦する姿勢が見られます。
角川は過去の栄光にとらわれ過ぎです。エヴァケロロハルヒ/らき☆すたであと何年くらい生き抜いていくんでしょう。


ひとつTBSに注文をつけるなら、地上波とBSのフォーマットをそろえてやって欲しいですね。
両方のフォーマットを作らなければいけないスタッフの苦労を考えると、ちょっと同情したくなります。OP/ED見ているだけでもかなりの部分で手を加えてます。