ラノベのタイトルはバリエーションが少ない

電車で読むラノベを物色しにK-BOOKSに行ったら、MF文庫Jコーナーにこんな3冊が並んで平積みにされていました。
コトノハ遣いは囁かない〈2〉 (MF文庫J)僕は友達が少ない 3 (MF文庫J)機巧少女は傷つかない〈2〉 Facing
すごいなぁ。店員さんのセンス高いなぁ。

画像ではタイトル読めないかもしれないので、書いておくと。

の3冊です。
MF文庫Jに限らず、ここ最近はこれら作品のように「○○ない」というタイトルのラノベが急激に増えているような気がします。


ここ2,3年分でちょっと調べてみましょう。
コトノハ遣いは囁かない〈2〉 (MF文庫J)僕は友達が少ない 3 (MF文庫J)機巧少女は傷つかない〈2〉 Facing 鳳凰堂みりあは働かない!3 (MF文庫J)
今日もオカリナを吹く予定はない3 (ガガガ文庫)ささみさん@がんばらない 2 (ガガガ文庫)七夕ペンタゴンは恋にむかない (ガガガ文庫 い 1-3)魔法少女を忘れない (スーパーダッシュ文庫)
宝城瑠璃華は止まらない! (一迅社文庫)土属性はダテじゃない!〈2〉 (一迅社文庫)桐野くんには彼女がいない!? (一迅社文庫 か 3-3)白鷺このはにその気はない! (一迅社文庫 は 4-4)
俺の妹がこんなに可愛いわけがない (電撃文庫)

MF文庫J一迅社文庫ガガガ文庫にほとんどのシェアを奪われています。
グラフにしたらこんな感じでした。


それぞれのタイトルを傾向で分けてみました。

がんばって欲しい系

いろいろ大変でしょうが、がんばってください。

なんか強そう系

なんか強そうですね。

こんなクラスメイトはイヤだ

にぎやかです。

なんとなくダイアログ(モノローグ?)

それは強そうですね。

たまにはがんばって吹いてください。

そんなこと言うなよ。きっといいことあるさ。

まとめ

これらタイトルは、読んだだけでどういった内容なのかが想像できるという利点があるかと思いますが、タイトルも作品のうちということを考えると、もうちょっとひねりが欲しいところです。
こういうタイトルの作品を見かけるようになったのって、ここ最近のような気がします。
どうも出版社によって偏りがあるみたいなので、作者じゃなく編集さんがタイトル考えたりしているんでしょうか。


こういうストレートな表現のタイトルというのもライトノベルの醍醐味なのかもしれません。