京アニのみかんちゃん
らき☆すた6話見ました。
武本さんの演出云々よりも脚本が荒谷朋恵さんだったのがいちばんおもしろかったです。
イニDパロとかつかさとこなたのオヤジギャグの応酬とか、脚本のはっちゃけっぷりに、オンナノコの話とかが加わって、これでヤローだったらどんな変態脚本家かよと思ったら荒谷さんだったのでホッとしました。
3月下旬のアニバカで「某作業で昇天」というのはOPのダンスじゃなくてこっちの脚本だったのかも。
確かにあの内容であれば昇天してもおかしくありません。
そんなわけで、今日は荒谷朋恵さんにクローズアップしてみました。
タイトルにもある京アニのみかんちゃんといえば、荒谷朋恵さんのこと。
ほかにも「うかのみたまじん」という通り名も持っていたりします。MUNTOの制作日記を書いていたときによく使っていましたが、最近は使ってないようです。「うかの・・」はクレジットに使われたこともあって、ずいぶん古いですが桃天使2のサブキャラデザインとかあらすじモードで入ってました。
先日のニッキのコメント欄でid:exhalatioさんと盛り上がったのですが、荒谷さんの肩書きは私の感覚では「演出家」だったけど、最近の仕事っぷりを観察すると確かに変なポジションです。
あえて肩書き付けるとしたら「ユーティリティプレイヤー」?個人的には「京アニのマスコット」のがラブリーな感じがしていいです。
クレジットウォッチャーとしてはつかみ所のない人です。
いくつかの逸話をご紹介。
- MUNTOのキャラデザ・総作画監督
- 2作作って、3作品目に取りかかっていることもあり、木上監督とはかなり仲良し(このへんとか)
- MUNTOは木上さんの原作作品だけど、3作目ではもはや荒谷さんと木上監督の二人三脚
- みかんファンならMUNTOができるまでシリーズは必見(全部みちゃったよ)
- ここでは「うかのみたまじん=うかちゃん」で描いている
- ちなみに「ウカノミタマ」は食べ物の神様の名前
- AIRのキャラデザ・総作画監督ももちろんやってた
- AIRのときにBS-iで向井政生アナにインタビューされた(是非見てみたいのだが)
- AIRの前は犬夜叉などで演出・絵コンテが多かった
- なので演出家としてのキャリアは北之原さんと同じくらい(だと思う)
- 作画監督よりも、このときは演出の仕事が多かった(ような気がする)
- 真・アニバカの時は「腐ったミカン」で書いていた
- The☆アニバカになったら書かなくなってしまった
- そのころから頻繁にアニDoの制作にクレジットされている
- ひょっとしたらアニDoに転籍とか出向とかしたとか?
- ハルヒの版権画では西屋太志さん、門脇聡さんと一緒にエロ担当(これに武本さんを加えてもいい)
- そしてkanonでは唐突に作画監督でも演出でも沈黙
- OPやEDも含めて原画にすらも参加していない(また全話チェックしちゃったよ)
- 唯一出てきたのは8話の「劇中コミック作画」のみ(イロモノ)
- 沈黙を破るように「らき☆すた」のOPで大活躍(っぽい)
- 1話から原画で登場
- 5話で久しぶりに作画監督
- 6話でついに脚本家デビュー
- オヤジギャグ炸裂、そしてやっぱり脚本でもエロ担当(海と風呂)
- The☆アニバカでは「・」さんのを読むとみかんちゃんの近況をチェックできる(消去法によると「・」さんは門脇さんっぽい)
なんか、京アニ内の自由人みたいな人ですね。
いろいろ調べててわかったのですが、MUNTOのエンタメにあるコンテンツはなかなかおもしろいです。
特にMyむんととオレ様劇場のあたり。
演出、作監クラスの人たちオリジナルの絵柄を知るよい資料です。最近ではだいぶ変わっちゃった人もいるみたいですけど。
堀口さんの絵が1枚しか見あたらなかったのがちょっぴりガッカリ。